ナツボラ2025
平和の語り部事業
-慰霊碑等清掃活動-
ご参加いただき
ありがとうございました!
去る8月3日、高知県遺族会平和の語り部事業の一環として、今年も「ナツボラ(学生の夏休みボランティア体験)」の制度を活用し、高知県護国神社の下境内にある慰霊碑等の清掃活動を行いました。

朝9時に集合した参加者は、学生および保護者37名、青年部10名、事務局2名をあわせた合計49名。
参加者は昨年より9名も増えました!

今年も2回目の参加の方がいて、嬉しい限りです。

黒川青年部長からの挨拶と、事務局から注意事項を説明した後、お揃いの青年部ポロシャツを着用した部員が班長となって8班に分かれ、班ごとに自己紹介をしてから清掃活動を開始しました。

今年も日中の気温が高く、猛暑の屋外清掃となりましたが、参加してくれた学生は皆、真剣な表情で黙々と草引きや落葉清掃等を行ってくれました!



今年は、終戦から80年となります。
掃除をしながら、スタッフに戦争や慰霊碑について質問をしてくれる学生もいて、みなさんの意識が高まっているのを感じると共に、「知ろう」と思ってくれていることに感激しました。


スタッフが一人で落ち葉を集めていると、「手伝います!」と積極的に声をかけてくれる学生もいて、本当に頼もしく感じました。
おかげさまで、敷地も慰霊碑もすっきり!

清掃終了後は、護国神社の職員さんと吉川副部長から、参加者の皆さんにお礼の言葉を述べ、青年部長から一人一人に「ボランティア活動証明書」をお渡しして解散となりました。

(アンケート記入中のみなさん)
以下、清掃終了後に参加者の皆さんが記入してくれたアンケートの一部を紹介します。
【清掃活動について】
〇きれいにできて達成感があった。
〇暑かったけど、その分楽しかったし、やって良かった。
○自分の心もきれいになった。
〇最初はめんどくさそうだと思ったけど、意外に楽しかった。
【戦争と平和について】
○本当に戦争があったのだとあらためて実感できた。
○お盆に祖父母の家に帰るので、その時に戦争の話を聞いてみようと思った。
○戦争が起こらない平和な世の中になってほしいな。


終戦記念日である8月15日には、沢山の方が平和への祈りを捧げるためにここを訪れます。
みなさんのおかげで、戦争で亡くなった人も、お参りに来られる方も、気持ちよく過ごせるものと思います。
あらためて、ご参加いただいた皆様に厚く御礼申し上げますと共に、皆さんの学生生活と未来が実り多きものとなりますよう、スタッフ一同心からお祈り申し上げます。

