youtubeチャンネルについて
高知県遺族会の平和の語り部事業について
今、全国の遺族会が、戦争の風化を防ぎ、平和の尊さを次世代に伝承するため、「平和の語り部事業」を実施しています。戦後80年を迎えるにあたり、公益財団法人高知県遺族会青年部(次世代の会)は、高校生による朗読映像作品『戦地からの手紙』を制作し、令和7年8月1日(金)より、YouTubeチャンネルを開設し、一般公開をはじめました。

初回に公開する5作品は、平成21年に高知ミモザの会が発行した「戦地から土佐への手紙」に掲載されている、戦地から家族あてに送られた手紙や遺書、戦後の遺族による追悼文などを題材に、放送部に所属する高校生が朗読を担当。
その音声に、AIによるイメージ生成画像を重ね、記録と記憶を視覚的に継承する映像作品として仕上げました。

朗読と映像を通じて、戦争の悲惨さや家族の絆、そして平和の尊さを「自分ごと」として捉える機会となるよう企画された本事業は、語り部による口述伝承が難しくなってきた今、次世代への新たな継承の形として注目されます。