青年部活動ブログ ―次世代のうごき―

ナツボラ2025 ご参加ありがとうございました!


ナツボラ2025
平和の語り部事業

-慰霊碑等清掃活動-

 

ご参加いただき

ありがとうございました!

 

去る8月3日、高知県遺族会平和の語り部事業の一環として、今年も「ナツボラ(学生の夏休みボランティア体験)」の制度を活用し、高知県護国神社の下境内にある慰霊碑等の清掃活動を行いました。

 



朝9時に集合した参加者は、学生および保護者37名、青年部10名、事務局2名をあわせた合計49名。

参加者は昨年より9名も増えました!

今年も2回目の参加の方がいて、嬉しい限りです。

 

黒川青年部長からの挨拶と、事務局から注意事項を説明した後、お揃いの青年部ポロシャツを着用した部員が班長となって8班に分かれ、班ごとに自己紹介をしてから清掃活動を開始しました。

 

 

今年も日中の気温が高く、猛暑の屋外清掃となりましたが、参加してくれた学生は皆、真剣な表情で黙々と草引きや落葉清掃等を行ってくれました!

 

 

今年は、終戦から80年となります。

掃除をしながら、スタッフに戦争や慰霊碑について質問をしてくれる学生もいて、みなさんの意識が高まっているのを感じると共に、「知ろう」と思ってくれていることに感激しました。

 

 

スタッフが一人で落ち葉を集めていると、「手伝います!」と積極的に声をかけてくれる学生もいて、本当に頼もしく感じました。

おかげさまで、敷地も慰霊碑もすっきり!


清掃終了後は、護国神社の職員さんと吉川副部長から、参加者の皆さんにお礼の言葉を述べ、青年部長から一人一人に「ボランティア活動証明書」をお渡しして解散となりました。

(アンケート記入中のみなさん)

 


以下、清掃終了後に参加者の皆さんが記入してくれたアンケートの一部を紹介します。



【清掃活動について】
〇きれいにできて達成感があった。
〇暑かったけど、その分楽しかったし、やって良かった。

○自分の心もきれいになった。
〇最初はめんどくさそうだと思ったけど、意外に楽しかった。

 

【戦争と平和について】

○本当に戦争があったのだとあらためて実感できた。

○お盆に祖父母の家に帰るので、その時に戦争の話を聞いてみようと思った。

○戦争が起こらない平和な世の中になってほしいな。


 

 

 

終戦記念日である8月15日には、沢山の方が平和への祈りを捧げるためにここを訪れます。

みなさんのおかげで、戦争で亡くなった人も、お参りに来られる方も、気持ちよく過ごせるものと思います。

 

あらためて、ご参加いただいた皆様に厚く御礼申し上げますと共に、皆さんの学生生活と未来が実り多きものとなりますよう、スタッフ一同心からお祈り申し上げます。

 

 

 

高知新聞さんが記事にしてくださいました!

 

 

 

 

【受付終了】ナツボラ2025 参加者募集について

夏休み清掃ボランティア

― ナツボラ2025 ―
本年度の受付は終了しました)


高知県遺族会では、平和の語り部事業の一環として、終戦記念日を目前に控えた8月3日、高知県護国神社の境内にある慰霊碑周辺の清掃をさせていただくことになりました。


つきましては、青年部(戦没者の孫・ひ孫たち)と一緒に清掃を行ってくださる学生ボランティアの方を募集します。

暑い時期の屋外清掃となりますが、こまめな休憩をとりながら行いたいと思います。
ぜひご協力をお願いします!

 

※詳しくはこちら(募集要項PDF)



募集要項


◆日時
令和7年 8 月3 日(日)
9:00集合 - 11:30頃終了(予定)
(参加人数により作業時間が変わります)


◆申込締切日
令和 7年7月29日 火曜日 16時
※本年度の受付は終了しました

◆集合場所◆
高知県護国神社下境内駐車場
(自転車やマイカーでの来場可)

 

〇最寄りバス停
「護国神社前(前浜線)」
とさでん交通さんのHPに移動します)

◆活動内容◆
戦争遺跡(慰霊碑)等周辺の清掃 、碑の洗浄、溝掃除、ごみ拾い、落葉集め、草引き等

◆募集条件◆
中学生、高校生、大学生、専門学校生(屋外での清掃が可能な方)

◆持参していただくもの◆

帽子、汗拭きタオル、軍手、ゴム手袋、レインコート(雨天対応)、着替え(必要な場合)
※慰霊碑の洗浄を行いますので、濡れたり汚れたりしても良い服装でお越しください。

◆その他◆
参加者には「ボランティア活動証明書」を発行します。
〇ボランティア保険は高知県遺族会側で加入します。



 

参加受付

◆ネット申込はこちらから


◆電話の場合
下記の連絡先にご連絡ください。
(ボランティア証明書発行のため、氏名の漢字を正しくお伝えください。ネット申込推奨。)


【連絡先】
高知県遺族会事務局
TEL 088-884-8700
FAX088-884-8823


●ナツボラ」とは・・・高知県内の福祉施設やNPO、ボランティアグループなどでボランティア体験ができるプログラムのことです。( 総合情報サイトpippi-net)

●高知県護国神社とは・・・東征の陣で没した土佐藩士や、明治維新志士の武市半平太・坂本龍馬をはじめ、日清日露から先の大戦で戦没した高知県出身の軍人や看護師らを祀る神社。その境内には、各戦域などの戦没者を慰霊するための碑が数多く存在している。

 

 


 

 

【受付終了】青年部員の皆さんへ(ナツボラ2025)

遺族会青年部員の皆さんへ(ナツボラ2025サポートスタッフ募集)

 

サポートスタッフの募集

こちらのページでお知らせしているとおり、終戦記念日を目前に控えた日曜日、夏休みの学生ボランティアの方々にご協力いただきながら、平和の語り部事業として高知県護国神社の境内に建立されている慰霊碑等周辺の清掃を行うことになりました。



つきましては、高知県遺族会 青年部員の方で、当日清掃に参加する学生さん達のサポートをしてくださるボランティアスタッフの方を募集しています。
ご協力よろしくお願いします!

※募集要項


◆日時◆
令和7年8月3日(日)
8時15分集合、11時30分頃学生解散、その後スタッフで片付けを行い、終了次第解散

◆申込締切日◆

令和7年7月29日(火)
※参加者には当会でボランティア保険をかけます。

 

 


青年部ポロシャツについて

忠霊塔清掃などの青年部活動を実施する際に着用いただける「青年部ポロシャツ」の購入申し込みも受け付けています。
併せてご検討ください。


「青年部ポロシャツ」について



ご不明な点がございましたら事務局までお問い合わせください。

高知県遺族会事務局
TEL 088-884-8700
FAX 088-884-8823





【レポート】香北町忠霊塔清掃

香北町忠霊塔清掃活動を行いました!

 

12月1日、高知県遺族会の青年部が主催で行っている「体験型平和の語り部活動」である、慰霊碑等の清掃活動を実施しました。

 

当日の参加者は、青年部が6名、ボランティア参加の学生と保護者の方が5名、地元遺族会の方が2名、事務局2名の総勢15名となりました。

 

今回は、11月に当会の大石会長が講話型の語り部をさせていただいたご縁もあり、香北中学校の生徒さんも参加してくださいました。

 

香北町の慰霊碑などは5ケ所あります。
この日のお掃除は、まず旧在所村(香北町永野)と旧猪野々村(香北町永瀬)の2チームに分かれて実施。

 

 

(旧在所村)

 

どちらも急な階段の上に建立されており、維持管理の大変さを実感しました。

(出来上がったばかりの青年部ブルゾンを着ました!)

 

 

 

(旧猪野々村)

 

 

掃を終えた各チームは、旧暁霞村(五百蔵)の忠霊塔に集合し、こちらでも清掃活動を。



その後は、旧美良布村の忠霊塔清掃(写真右側)と、大川上美良布神社のそばにある招魂社を参拝してお掃除を終えました

 

 

 

大川上美良布神社では、大石会長が史跡ガイドとして神社の由緒や境内に建立されている倉などを紹介してくれ、地元の歴史についても学ぶことができました。

(あまのじゃくが支えている倉)

 


 

(複数の土佐の名工により立派な彫刻が施された本殿)

 

歴史探訪の後は、道の駅「韮生の里」に場所をうつし、参加してくださった学生と保護者の方にボランティア活動証明書をお渡し、お弁当を食べて解散しました。

 


地元に住んでいる学生も「初めて来た!」と言っていた、山の奥に建立されている忠霊塔や慰霊碑。

その場所に建立した先人たちの気持ちにそれぞれが思いを馳せました。

 

(旧在所村)

 

(旧猪野々村)

 

 

参加してくださったみなさま、お疲れ様です。

ありがとうございました!

 

【受付終了】青年部員の皆さんへ(香北町清掃)

ボランティア清掃活動

― 参加者募集中 ―


高知県遺族会では、青年部の語り部事業の一環として県下各地の慰霊碑等の清掃をさせていただいております。


この度、12月1日に香北町で行う清掃活動を一緒に行ってくださる学生ボランティアの方を募集します。 (11/27に受付終了しました)

ぜひご協力をお願いします!


募集要項


◆日時
令和6 年 12 月1 日(日)
 9:30集合 - 11:30終了(予定)
(参加人数により作業時間が変わります)


◆申込締切日
令和6年11月27日(水)
※保護者の方の申し込みも可能です。 

◆集合場所◆
〇香美市香北町美良布1211-1「韮生の里」 (道の駅 美良布)前の広場
(自転車やマイカーでの来場可。保健福祉センターに駐車可能)

 

〇希望者は土佐山田駅までの送迎を行います。その場合、土佐山田駅への集合は9時とさせていただきます。

◆活動内容◆
戦争遺跡(慰霊碑)等周辺の清掃 、碑の洗浄、溝掃除、ごみ拾い、落葉集め、草引き等

◆募集条件◆
中学生、高校生、大学生、専門学校生(屋外での清掃が可能な方) やその保護者

◆持参していただくもの◆

帽子、汗拭きタオル、軍手、ゴム手袋、レインコートなど(雨天対応)
※濡れたり汚れたりしても良い服装でお越しください。

◆その他◆

希望者には昼食(お弁当)をご用意します。(アレルギー対応はいたしかねますのでご了承ください。)
参加者には「ボランティア活動証明書」を発行します。
〇ボランティア保険は高知県遺族会側で加入します。


詳しい情報はこちらをご覧ください。


 

参加受付

◆ネット申込はこちらから


◆郵送またはFAXの場合
申込用紙 をプリントアウトして必要事項を記入し、下記の連絡先に送信してください。

◆電話の場合
下記の連絡先にご連絡ください。
(ボランティア証明書発行のため、氏名の漢字を正しくお伝えください。ネット申込推奨。)


【連絡先】
高知県遺族会事務局
TEL 088-884-8700
FAX088-884-8823


 

 

 


 

 

【受付終了】香北町清掃サポートスタッフ募集

遺族会青年部員の皆さんへ(ナツボラサポートスタッフ募集)

 

サポートスタッフの募集

こちらのページでお知らせしているとおり、香美市香北町で学生のボランティアの方々にご協力いただきながら、香北町内に建立されている慰霊碑等の清掃を行うことになりました。



つきましては、高知県遺族会 青年部員の方で、当日清掃に参加する学生さん達のサポートをしてくださるボランティアスタッフの方を募集しています。(11/27に受付終了しました)

なお、学生の参加がない場合でも、通常通りの清掃活動を行います。
ご協力よろしくお願いします!



◆日時◆
令和6年12月1日(日)
8時45分集合、11時30分解散予定
※詳しくはこちら「サポートスタッフ募集について 」をご覧ください。

◆申込締切日◆

令和6年11月27日(水)
※参加者には当会でボランティア保険をかけます。

 

 


青年部ポロシャツについて

忠霊塔清掃などの青年部活動を実施する際に着用いただける「青年部ポロシャツ」の購入申し込みも受け付けています。
令和6年11月、新たに、青年部ブルゾンも製作!
併せてご検討ください。


「青年部ポロシャツ」について



ご不明な点がございましたら事務局までお問い合わせください。

高知県遺族会事務局
TEL 088-884-8700
FAX 088-884-8823





ナツボラ2024 ご参加ありがとうございました!


ナツボラ2024
(平和の語り部事業-慰霊碑等清掃活動-)
ご参加いただき、ありがとうございました!

 

去る8月4日、高知県遺族会平和の語り部事業の一環として、昨年度に引き続き「ナツボラ(学生の夏休みボランティア体験)」の制度を活用し、高知県護国神社の下境内にある慰霊碑等の清掃活動を行いました。


朝9時に集合した参加者は、青年部11名、学生および保護者26名、副会長・事務局をあわせた合計40名。

「2回目の参加です!」という方もいて、嬉しい限りです。

 

青年部長からの挨拶と、事務局から注意事項を説明した後、お揃いの青年部ポロシャツを着用した部員が班長・副班長となって5班に分かれ、班ごとに自己紹介をしてから清掃活動を開始しました。

 

今年は例年に比べて夏の平均気温が高く、この日も猛暑の屋外清掃となりましたが、参加してくれた学生は皆、真剣な表情で黙々と草引きや落葉清掃等を行ってくれました!

 

慰霊碑の裏の落ち葉を除去した後は、碑に水をかけ、タワシでこするなどして洗浄。

 

慰霊碑の中には、砂岩でできたものもあるので、強くこすらず、優しく磨きます。

 

御歳80歳の副会長も皆さんと一緒に頑張りました!

 

 

敷地も慰霊碑もすっきり!


清掃終了後は、吉川副部長から参加者の皆さんにお礼の言葉を述べ、青年部長から一人一人に「ボランティア活動証明書」をお渡しして解散となりました。


以下、清掃終了後に参加者の皆さんが記入してくれたアンケートの一部を紹介します。



〇班長さんが話しをしてくれるため、楽しく作業が出来た。
〇今までボランティアというものに取り組んだことはあまりなかったけれど、人や地域のために何か活動するのはとても楽しいことだと思った。
〇このボランティアに参加しなければ慰霊碑のことも全然知らないままだった。知れて良かった。


 

今回も、参加者の皆さんがひたむきにお掃除をしてくれるその姿に私たちも励まされ、また、清掃しながら楽しく会話をさせていただいたおかげで元気をもらいました!


ご参加いただいた皆様に厚く御礼申し上げますと共に、皆さんの学生生活が実り多きものとなりますよう、スタッフ一同心からお祈り申し上げます。

 

 

ナツボラスタッフの皆様も、大変お疲れ様でした!

 

青年部では、このように年数回行われている忠霊塔や護国神社の清掃活動に参加してくれる仲間を募集しています。
登録は下記のボタンをクリックし、専用フォームからお申込みください
ご都合に合わせて無理の無い範囲でご参加をお待ちしています!

 


 

 

 

 

【受付終了】ナツボラ2024 参加者募集について

夏休み清掃ボランティア

― ナツボラ2024 ―
参加者受付終了


高知県遺族会では、青年部事業の一環として終戦記念日を目前に控えた8月4日、高知県護国神社の境内にある慰霊碑周辺の清掃をさせていただくことになりました。


つきましては、青年部(戦没者の孫・ひ孫たち)と一緒に清掃を行ってくださる学生ボランティアの方を募集します。

暑い時期の屋外清掃となりますが、こまめな休憩をとりながら行いたいと思います。
ぜひご協力をお願いします!令和6年度の受付は終了しました



募集要項


◆日時
令和6 年 8 月4 日(日)
9:00集合 - 11:45終了(予定)
(参加人数により作業時間が変わります)


◆申込締切日
令和 6年度の受付は終了しました
※定員(30名)に達し次第受付終了 
※保護者の方の申し込みも可能ですが、募集人数を超過した場合は学生を優先させていただきますのでご了承ください。 

◆集合場所◆
高知県護国神社下境内駐車場
(自転車やマイカーでの来場可)

 

〇最寄りバス停
「護国神社前(前浜線)」
とさでん交通さんのHPに移動します)

◆活動内容◆
戦争遺跡(慰霊碑)等周辺の清掃 、碑の洗浄、溝掃除、ごみ拾い、落葉集め、草引き等

◆募集条件◆
中学生、高校生、大学生、専門学校生(屋外での清掃が可能な方)

◆持参していただくもの◆

帽子、汗拭きタオル、軍手、ゴム手袋、レインコート(雨天対応)
※慰霊碑の洗浄を行いますので、濡れたり汚れたりしても良い服装でお越しください。

◆その他◆
参加者には「ボランティア活動証明書」を発行します。
〇ボランティア保険は高知県遺族会側で加入します。


詳しい情報はこちらをご覧ください。


 

参加受付

◆ネット申込はこちらから


◆郵送またはFAXの場合
申込用紙をプリントアウトして必要事項を記入し、下記の連絡先に送信してください。

◆電話の場合
下記の連絡先にご連絡ください。
(ボランティア証明書発行のため、氏名の漢字を正しくお伝えください。ネット申込推奨。)


【連絡先】
高知県遺族会事務局
TEL 088-884-8700
FAX088-884-8823


●ナツボラ」とは・・・高知県内の福祉施設やNPO、ボランティアグループなどでボランティア体験ができるプログラムのことです。( 総合情報サイトpippi-net)

●高知県護国神社とは・・・東征の陣で没した土佐藩士や、明治維新志士の武市半平太・坂本龍馬をはじめ、日清日露から先の大戦で戦没した高知県出身の軍人や看護師らを祀る神社。その境内には、各戦域などの戦没者を慰霊するための碑が数多く存在している。

 

 


 

 

【受付終了】青年部員の皆さんへ(ナツボラ2024)

遺族会青年部員の皆さんへ(ナツボラサポートスタッフ募集)

 

サポートスタッフの募集

こちらのページでお知らせしているとおり、終戦記念日を目前に控えた日曜日、夏休みの学生ボランティアの方々にご協力いただきながら、高知県護国神社の境内に建立されている慰霊碑等周辺の清掃を行うことになりました。



つきましては、高知県遺族会 青年部員の方で、当日清掃に参加する学生さん達のサポートをしてくださるボランティアスタッフの方を募集しています。
ご協力よろしくお願いします!



◆日時◆
令和6年8月4日(日)
8時15分集合、11時45分学生解散、その後スタッフで片付けを行い、終了次第解散
※詳しくはこちら「サポートスタッフ募集について 」をご覧ください。

◆申込締切日◆

令和6年7月29日(月)
※参加者には当会でボランティア保険をかけます。

 

 


青年部ポロシャツについて

忠霊塔清掃などの青年部活動を実施する際に着用いただける「青年部ポロシャツ」の購入申し込みも受け付けています。
併せてご検討ください。


「青年部ポロシャツ」について



ご不明な点がございましたら事務局までお問い合わせください。

高知県遺族会事務局
TEL 088-884-8700
FAX 088-884-8823





【レポート】護国神社の慰霊碑等清掃活動

ナツボラレポート
護国神社の慰霊碑等清掃活動を終えて

活動企画メンバー 山本祥子 記

 

 

一昨年、次世代の会青年部メンバーが土佐町で行った清掃活動の際に、「ナツボラ」制度を利用して若い世代と共に何かできないかと提案いたしました。


ナツボラとは、社会福祉法人高知県社会福祉協議会 高知県ボランティア・NPOセンターが窓口となり、中学生から一般までを対象とした「夏のボランティア体験キャンペーン」を略して「ナツボラ」と称します。

毎年県内では1000名近くが連携団体でボランティア活動を行っています。

 

この夏、青年部事業の一環として終戦記念日を控えた8月6日、高知県護国神社慰霊碑周辺の清掃活動を持って、団体の活動を幅広い世代に、より多くの人に知っていただく良い機会になると実施計画がなされました。


ボランティア団体に登録後、配布冊子の掲載、高知県遺族会WEBページでの告知、青年部への参加呼びかけなど多くを事務局にお願いしての運びとなりました。

 

今どきの学校事情である「ボランティア課題」、「新しいことを始めよう(たい)」や「地域の課題に参加」など意欲的な学生が多い昨今ですが、コロナ禍であることと、高知市吸江までのアクセスの不便さに加え、「遺族会」、「慰霊」や「忠霊塔」といったワードが若い世代にどうのように受け止められるか心配でした。


予想以上の参加応募があり、当日は中学生から大学生までの22名と保護者、計24名と青年部、事務局等を合わせ16名で清掃活動になりました。

 

作業を進めるにあたり青年部が班長・副班長を務め、7グループごとにエリアに分かれての活動の中で、自然と同年代、同じ学校や部活の話題に和やかな交流が生まれ酷暑の中丁寧な作業に感謝するばかりでした。

 

滝のような汗を流し、炎天下の中、砂利の反射で顔を火照らせる青年部に対し、若い彼らは部活に比べ、皆さわやかな笑顔と時に黙々と自ら考え工夫をして清掃活動が行われ時間いっぱい作業をしました。

 

碑の苔を除き磨きながら「この碑は何?何年前?」などと刻まれたことばと年号に驚く姿。

また、海の向こうの戦争を言葉にする子どもの様子が印象的でした。

 

 

78年前の夏に彼らが生きていたら、どのような立場におかれていたのかと感じました。

 

子どもが子どもらしく遊び、少年兵として故郷を離れることなく、食べるものに家族も困らず日常を過ごすことのできる大切さ、それを伝えるのは私たちの役目であり責任だと感じました。

 

これを機に、戦争の記憶を知り未来へ向けて平和な社会をつくろうという意欲や実現のために、さまざまな思いがひろがってくれることを願っています。


 

 

 

ナツボラ清掃活動 終了しました!

ナツボラ(清掃活動)を終了しました!

 

去る8月6日、以前から青年部が企画検討していた「ナツボラ(学生の夏休みボランティア体験)」の一環として、高知県護国神社の下境内にある慰霊碑等の清掃活動を行いました。
朝9時に集合した参加者は、青年部12名、学生および保護者24名、会長・事務局、護国神社宮元禰宜等をあわせた合計39名。


事務局から注意事項を説明した後、お揃いの青年部ポロシャツを着用した部員が班長・副班長となって7班に分かれ、宮元禰宜ご協力のもと、清掃活動を開始しました。

 

午前中とはいえ8月の日差しはきつく、猛暑日の屋外清掃となりましたが、参加してくれた学生は皆笑顔で、黙々と草引きや落葉清掃等を行ってくれました!

 


清掃終了後は、吉川副部長、宮元禰宜、大石会長からお礼の言葉を述べ、一人一人に「ボランティア活動証明書」をお渡しして解散となりました。


以下、清掃終了後に参加者が記入してくれたアンケートの一部を紹介します。

〇慰霊碑の周りがキレイになるとともに自分の心もきれいになった気がした。
〇護国神社に足を踏み入れることが無かったので、この機に戦没者の皆様の事を知られて良かった。
〇戦場に行って戦ってくれた方々に少しでも貢献できたので良かった。


 

今回の清掃では、参加者の皆さんがひたむきにお掃除をしてくれるその姿に私たちも励まされ、元気をもらいました!

ご参加いただいた皆様に厚く御礼申し上げますと共に、皆さんの学生生活が実り多きものとなりますよう心からお祈り申し上げます。

 

 

ナツボラスタッフの皆様も、大変お疲れ様でした!

 

青年部では、このように年数回行われている忠霊塔や護国神社の清掃活動に参加してくれる仲間を募集しています。
登録は事務局またはホームページから随時受付。
ご都合に合わせて無理の無い範囲でご参加をお待ちしています!


※活動企画メンバーのレポート記事はこちら

 

【事務局】

 

 

 

 

【受付終了】青年部員の皆さんへ(ナツボラ2023)

遺族会青年部員の皆さんへ(ナツボラサポートスタッフ募集)

 

サポートスタッフの募集

こちらのページでお知らせしているとおり、終戦記念日を目前に控えた日曜日、夏休みの学生ボランティアの方々にご協力いただきながら、高知県護国神社の境内に建立されている慰霊碑等の清掃を行うことになりました。


つきましては、高知県遺族会 青年部員の方で、参加者の皆さんのサポートをしてくださるボランティアスタッフの方も募集しています。 (7/24に締め切りました)
ご協力よろしくお願いします!



◆日時◆
 令和5年8月6日(日)
 9時集合、11時30分終了予定
 ※詳しくは「サポートスタッフ申し込み」のページをご覧ください。

 


青年部ポロシャツについて

忠霊塔清掃などの青年部活動を実施する際に着用いただける「青年部ポロシャツ」の購入申し込みも受け付けています。
併せてご検討ください。


「青年部ポロシャツ」について



ご不明な点がございましたら事務局までお問い合わせください。

高知県遺族会事務局
(電話088-884-8700/FAX088-884-8823)





【受付終了】ナツボラ2023 参加者募集について

夏休み清掃ボランティア

― ナツボラ2023 ―
参加者募集について

 

令和5年8月6日実施の清掃活動は、無事に終了いたしました。
参加していただいた皆様に心から御礼申し上げます。

 

 

 

 

「ナツボラ」とは、高知県内の福祉施設やNPO、ボランティアグループなどでボランティア体験ができるプログラムのことです。(総合情報サイトpippi-net)

高知県遺族会ではこのたび、青年部事業の一環として終戦記念日を目前に控えた8月6日、高知県護国神社の境内にある慰霊碑周辺の清掃をさせていただくことになりました。
つきましては、青年部(戦没者の孫・ひ孫たち)と一緒に清掃を行ってくださる学生ボランティアの方を募集します。

屋外での清掃となりますが、軽作業を中心に、こまめな休憩をとりながら行いたいと思います。
ぜひご協力をお願いします!



※高知県護国神社・・・東征の陣で没した土佐藩士や、明治維新志士の武市半平太・坂本龍馬をはじめ、日清日露から先の大戦で戦没した軍人や看護師ら、高知県出身者を祀る。その境内には、各戦域などの戦没者を慰霊するための碑が数多く存在している。

 

募集要項


◆日時
 令和 5 年 8 月 6 日(日)
 9:15集合 - 11:30終了(予定)
 (参加人数により作業時間が変わります)

◆申込締切日
 令和 5 年 8 月1 日(火)に締め切りました。
 

 

◆集合場所◆
 〇高知県護国神社
  下境内駐車場の海軍の塔前

 

 〇最寄りバス停
  「護国神社前(前浜線)」
 ※前浜線で9:07着の便があります。
 (とさでん交通さんのHPに移動します)

◆活動内容◆
 戦争遺跡(慰霊碑)等周辺の清掃
 (溝掃除、ごみ拾い、落葉集め、草引き等)
◆募集条件◆
 中学生、高校生、大学生、専門学校生
 (屋外での清掃が可能な方)
◆その他◆
 〇参加者には「ボランティア活動証明書」を発行します。
 〇ボランティア保険は高知県遺族会側で加入します。


さらに詳しい情報はこちらをご覧ください。


 

参加受付

【申込み先】
 高知県遺族会事務局
(電話088-884-8700/FAX088-884-8823)
※申込はお電話、FAX、または下記のボタンから受付ページに移動して、必要事項をお知らせください。

※ご不明な点等ございましたらお気軽に事務局までお問い合わせください☆

 


青年部員の皆さんへ

 

 

高知県遺族会 青年部員の方で、参加者の皆さんのサポートをしてくださるボランティアスタッフの方も募集しています。

もちろん、普段通り清掃のみの参加も歓迎しています!
詳しくは下記のボタンから専用ページに移動してください。

 

過去の清掃の様子はこちら

 


 

 

【受付中】青年部ポロシャツの申し込みについて

高知県遺族会 青年部ポロシャツの購入申し込み 受付中!

 

現在、清掃活動の際などに着用していただける「青年部ポロシャツ」の購入申し込みを受け付けています。

(製作:高知市「ぷりん太」さん)

 

※サイズについて(参考)

①男女兼用サイズです。 (XS~4XL)
②男性で、普段Lサイズ着用(身長160㎝)の方は・・・
 ・Mでピッタリもしくはタイトめな着こなし。
 ・Lで肩回りにゆとりがあって、作業しやすい。
③女性で、普段Mサイズ着用の方(身長155㎝)は・・・
 ・XSでピッタリもしくはタイトめな着こなし。
 ・Sで肩回りと丈にゆとりがあって、作業しやすい。
④女性で、普段Lサイズ着用の方(身長160㎝以上)は・・・
 ・Mでピッタリ(丈は腰の中ほど)
 ・Lで身幅も丈もゆったり大き目

 

申込はこちらから

 

更に細かいサイズや、ご不明な点がありましたら下記の事務局にお問い合わせください。

【申込・問い合わせ】

 高知県遺族会事務局 088-884-8700

 

【レポート】高知県護国神社年末大掃除に参加して

高知県護国神社 年末大掃除に参加して
令和4年12月30日

青年部副部長(南国市支部)
北村 直子 記 


去る12月30日、青年部事業として護国神社の年末の大掃除に参加させていただきました。


参加者は、部長、副部長を含めた部員8名と事務局のお二人、お馴染みのかずは君(小2年)と事務局の息子さんお二人(小4年と1年)と、神社職員の方ら5名を含めて、総勢18名。

お天気にも恵まれ、体を動かしていると汗ばむような日和でした。



掃除の内容は、下境内の落ち葉集めと草引き、上境内と絵馬堂の清掃と年賀の準備などで、約3時間気持ちの良い汗を流せました。

 

 

いつもフィリピン戦没者の慰霊祭で見慣れている下境内は、テントが無いと思っていたよりも広くて、慰霊碑も沢山有り、私には思わぬ発見でした。

境内には、フィリピン戦域戦没者慰霊碑、予科練之碑、シベリア満蒙方面抑留戦没者慰霊碑など17基の慰霊碑がある
クリックすると護国神社のHPに移動します)

 


しめ縄の交換作業など、普段滅多にお目に掛かれない作業も間近で拝見させていただきました。
綺麗に清掃し、しめ縄も新しいものに交換され、来る年を迎える準備もできました。

 

 

掃除をしながら、令和4年を振り返り、色んな事を考える穏やかな時間が作れました。
護国神社の境内という環境がそうさせてくれたと思います。

 


また、絵馬堂も拭き掃除をしながら、じっくりと見学できました。

年表や地図も分かり易く整理されており、これも私にとって新しい発見でした。

 

 

清掃作業をお手伝いさせて頂いたことは、本当に貴重な体験でした。



今回初めて年末の大掃除に参加した事には目的がありました。


今年の夏の実施を企画している「ナツボラ」の下見を兼ねていました。
「ナツボラ」とは中高生が夏休みなどを利用して行う「ボランティア体験」のことで、この活動に参加してボランティアに親しんでもらおうと全国の自治体やNPO団体が企画・実行している事業です。


高知県でも各地で様々な企画が準備されており、来年は青年部の事業として『護国神社境内慰霊碑の清掃』で中高生を募集しようと計画しています。


この企画に参加していただくことで中高生が戦争について考えるきっかけにして欲しいと思っています。

 

 

今回実際に境内を掃除してみて課題点も沢山見つかりましたが、夏の実施までにみんなで相談して、実り多い企画にしていきたいと思います。


先輩方も良いお知恵が有りましたら、是非、ご教示ください。

 

 

 

 

 

 

 

【受付終了】遺族大会を開催します(12/4)

令和4年度高知県遺族会 遺族大会を開催します。

 

青年部員の皆さまへ

 

10/27付の文書でご通知いたしましたとおり、令和4年度高知県遺族会 遺族大会を開催します。

出席希望の方は事務局までご連絡をお願いいたします。

なお、旅費計算の都合上、締切を11/21とさせていただきます。

また、高知県外在住の方の場合は、高知県最遠隔地から会場までの計算とさせていただきますので、何卒ご了承ください。

 

 

 

※近年、各種通知が宛所不明で返送されてくる場合があります。
お引越しなどされた場合は、お手数ですが事務局までお知らせください。

 

 

【事務局】

 

 

 

【レポート】徳島県青年部との座談会を開催しました

徳島県青年部との交流会を開催!
令和4年9月25日

 

去る9月25日、徳島県遺族会の青年部さんからお声がけをいただき、交流会を実施しました。

徳島県からは、山本青年部長以下6名での来高となり、高知県は黒川部長以下6名でお迎えし、桑名龍吾高知県議会議員もご参加いただきました。

 

 

交流会に先立ち、高知県護国神社で正式参拝を行いました。

 


両県の青年部長が代表で玉串を奉って拝礼。



両県の部員さんたち。





 

その後、同神社の済美館をお借りして交流会を開催しました。

 

 

交流会では、両県の青年部の現状を説明した後、活動の在り方や慰霊碑の維持管理などについて、約2時間にわたり活発な意見交換がなされました。


 

 

 

徳島県の皆さん、ご遠方からお越し下さりありがとうございました。

またお会いできる日を楽しみにしております。



 

 

 

 

【事務局】



【レポート】本山町・土佐町の清掃活動及び支部との交流会

高知県遺族会青年部(次世代の会)清掃活動(本山町・土佐町)
令和4年5月29日

 

青年部副部長(本山町遺族会青年部長)
吉川 裕三 


5月29日 日曜日に高知県遺族会青年部として、3回目となる忠霊塔の清掃活動を実施しました。

今回は、旧本山町、旧吉野村、旧田井村の3か所の忠霊塔(忠魂墓地)のお参りと清掃活動をさせていただきました。


当日は午前9時より本山町の帰全山公園に集合し、当日の参加者は青年部と地元遺族会の方らを合わせ、17名でした。

 

近藤敏一土佐長岡支部長さんらとともに、本山町遺族会杉本嘉彦会長から本山忠霊塔と吉野忠霊塔の現状の説明を受け、その後全員でお参りをさせていただきました。

 

 

本山忠霊塔は、毎月自治会の皆さんが輪番制で清掃されているそうです。

(戦没者名が刻まれた碑)

 

 

 

 

続いて吉野忠霊塔(忠魂墓地)へ移動しました。

吉野地区は山腹にあります。

(のぼり)

 

なかなか上り下りに苦労しました。

 

吉野地区は、年10回程清掃が行われているということでした。

 

 

こちらでは田井地区長の大久保公史さんも合流し、30分程参加者全員で清掃を行い、その後お参りをさせていただきました。

 

(墓地のまわりの掃き掃除)



(忠霊塔のまわりの草刈りと草引き)




(清掃終了後の参拝)



(吉野地区での集合写真。ちょっと逆光でした・・・!)

 

 

 

(下り道)

 

 


続いて、地元の森本和広さんも合流し、田井地区忠魂墓地へ向かいました。

(少し山道を登ります)

 

 

田井地区忠魂墓地は、旧田井村の近隣の自治会が例年草刈り等を行ってくれているとのことでした。

 

こちらでも清掃とお参りをさせていただきました。

 

 

以前は各地区で慰霊祭が開催されていたそうですが、現在は本山町・土佐町ともに同日(4月10日)、それぞれ別会場で行政主催の追悼式が実施されています。

 

 

 

昼食は、レイクサイドさめうら(さめうら荘)でいただき、その後、土佐長岡支部長の近藤敏一さん、土佐町遺族会の森本和広さんを交えて、青年部との意見交換会を行いました。

(パーテンションを使用して、感染症対策を徹底!)

 

忠霊塔の維持管理の在り方や地区追悼式の在り方、遺族会と青年部の関係など活発な意見交換がされました。






今回、特筆すべきことは、ひ孫世代の参加者が近藤敏一さんのお孫の近藤詩さん(高校3年生)と磯野万葉君(小学2年生)の2名が参加してくれたことです。

(草引きをする詩さんと万葉くん)



「2度と戦争を起こさない」

私たちの祖母や父母のような遺族の苦労を次世代に伝えるためにも、ひ孫世代の参加を今後も期待したいと思います。

 

(本山町での集合写真)

 


拙い文章ですが、3回目の青年部清掃活動の報告とさせていただきたいと思います。

 

 

 

 

 

 


【報告】青年部総会を開催しました

青年部(次世代の会)総会開催
令和4年3月13日

 

3月13日、令和3年度の青年部(次世代の会)総会を開催しました。

 

部長・副部長の役員任期は令和3年3月で満了となっていましたが、昨年度は新型コロナウイルス感染症の拡大状況下での総会開催を断念したため、引き続き現役員がその任を担っていました。

今回総会を開催し、青年部立ち上げ後初めての役員改選を行い、審議の結果、部長・副部長の役員は、4名全員が再任されました。(下記)

また、青年部規約の改定についても審議がなされ、総会を、各支部および本部推薦の代議員による会議に改定する案を、本会の理事会に諮ることが決定されました。

 

ご参加いただいた皆様、大変お疲れ様でした。

今後の活動については、ホームページおよび高知県遺族会報でお伝えいたします。

青年部(次世代の会)
役 員
 
部 長 黒川真介(再任)
副部長 中岡美佳(再任)
副部長 北村直子(再任)
副部長 吉川裕三(再任)

 

 

〈事務局〉

【レポート】桜植樹を行いました

高知県護国神社 創立150周年記念植樹に参加しました。
令和4年4月2日

 

本日、4月2日は高知県護国神社の春季慰霊大祭。

青年部からは、黒川青年部長をはじめ、多数のメンバーが参列しました。

 

 

 


 

 

祭典終了後、各々お昼休憩をとり、再び護国神社に集合!

参加メンバーは、会長・副会長をはじめとする遺児の方からひ孫世代の方まで、合計18名。

 

 

まずは、神社職員の方から植樹する場所や植え方のレクチャーを受けました。

 

 


午後2時ちょうど、植樹開始。

第1号は、護国神社 別役宮司さんと、当会の大石会長が植樹しました。

 

 

その後、神社職員の方と一緒に下境内へ移動。

あらかじめ神社職員の方々がショベルカーでほぐしてくれている地面を、さらにスコップで広げていきます。

 

 

これがなかなかの力仕事!

曇り空で、すこし肌寒いくらいだったのですが、一気に汗だくに。

 

 

ソメイヨシノと陽光という品種を交互に植えていきます。

 

 

枝を支える人、肥料を入れる人、土をかける人、水をまく人。

役割分担もバッチリ!

 

 

 

ご英霊のひ孫世代の方も4名参加してくださいました。

 

 

丈夫に育つよう、願いをこめて丁寧な水やりをしてくれています!

 

 

 

ぼくたち、わたしたちが二十歳くらいになったころにはきっと、りっぱな桜になっているね。

 

 

ご参加いただいた皆さん、大変お疲れ様でした。

また、このような貴重な機会を与えてくださった高知県護国神社の皆様に改めてお礼申し上げます。

 

この桜が無事に成長し、ご英霊の安寧と、世界平和を祈る人々が護国の杜にいつまでも集うことを願います。

 

 


【事務局】


【レポート】芸西村忠霊塔清掃活動および安芸支部との交流会

芸西村忠霊塔清掃活動及び安芸支部との交流会に参加して
令和3年10月23日

吾川支部 比山 多恵

 

高知県遺族会青年部(次世代の会)の活動として、芸西村忠霊塔清掃活動及び安芸支部との交流会に参加させていただきました。

10月23日朝、爽やかな秋空の元、少しの肌寒さと残暑を思わせる日差しの中、護国神社下境内駐車場へ集合しました。

久しぶりの再会でお互いの近況を交わしながら、出発前の貸し切りバス車中では和やかな雰囲気の中、遠足のような気分で現地へ赴きました。

 

バスに揺られて半時間程度で芸西村琴が浜に到着すると、青年部黒川部長より、「なによりも安全でかつ楽しく」とのご挨拶の後、藤戸支部長(芸西村遺族会)はじめ現地の皆様の温かい歓迎を受け、きらきら光る太平洋をバックにお掃除の取り掛かりに一層やる気が増した事でした。

 

お世話役の方々による役割分担や予定の説明を受け、不安なく清掃活動に取り掛かることができました。

 

 

現地の方のお話しでは、定期的にお手入れをして清掃しているそうで、どこをお掃除したらよいかわからない程きれいでしたが、参道や忠霊塔周りの草を刈り取ったり、一基一基建立しているお墓の周りの草を引いたり、落ち葉を掃いたり拾ったりしながら、戦いのため犠牲になった多くの方々の事を、戦争を知らない世代なりに思い浮かべて追悼の念を抱いたことでした。


(芸西村西分地区の忠魂墓地清掃の様子)

 


(芸西村和食地区の忠魂墓地清掃の様子)

 

作業後は皆でお墓に向かって手を合わせ、自分たちにできるこのささやかな清掃活動を通して、せめてもの慰霊の気持ちが届きますようにとの思いで拝礼し、次の場所へと移動しました。

 

 

移動の際には、観光名所でもあるお龍さん姉妹の銅像を案内していただきました。

 

遠く海の彼方の桂浜の龍馬像に向かって優しく手を振る姉妹の姿を見ると、亡き人を思う気持ちの尊さはいつの時代でも変わらないものであることに気づかされました。


 

芸西村では「馬ノ上」というやや高い丘の上にも忠霊塔があり、分かれていた班と合流し再び清掃を行うとともに、集まった方々との交流もでき、ちょうどお腹もすいたころ、昼食会場へ。


(馬ノ上忠霊塔清掃の様子)

 

 


コロナ禍が続くこの頃、美味しいものを人様とご一緒できる機会も少なくなっていた中で、万全の感染対策をしていただき、皆様との会食の場に恵まれ、久しぶりに秋の味覚を堪能しました。

 

午後からの交流会では、芸西村以東に建立されている忠霊墓碑についての紹介や、地元でご尽力賜った村長様のお話しなど聞かせていただきました。



(藤戸 安芸支部長の講話と、聴講する青年部員)

 

「何気なく居住する町村のあちこちで静かに佇む墓碑の存在を知ってもらうことも大切なこと」また、「少子高齢化などが進み、墓石や塔の破損に気づいて修繕しようと発言する人も少なくなってしまった。」という具体的な悩みにも触れ、広報活動や維持管理の問題など様々な意見が交わされ、私も個人的な感想ではありますが、学ぶべきことがたくさんありました。

 

 

私は昭和40年代に生まれ、父方の祖父を沖縄戦で当時20代の若さで亡くしたと聞いております。

平和な時代に生まれ育った私には、犠牲になった方々のつらい思いは到底計り知れません。

けれども、かつて犠牲になった戦没者の無念さや遺族の悲しい思いを後世に伝えることのお手伝いは微力ながらでもできるのではないかと思います。

 

まさしく青年部 黒川部長のおっしゃる「身の丈にあった活動」「やれることから実行し成長して行きましょう」というお言葉は私たち青年部の部員にとっても励みになり、勇気付けられます。

 

 


清掃活動に参加された皆様、お疲れ様でした。

温かくおもてなしいただいた安芸支部(芸西村)の皆様に感謝するとともに、準備等携わったスタッフの皆様にも労いと感謝の気持ちでいっぱいです。

ありがとうございました。

(馬ノ上忠霊塔前にて、参加者の皆さんと)

 

 

 

 

 

 

【報告】第3回活動企画会議が行われました

第3回活動企画会議が行われました

 

令和3年6月5日、第3回高知県遺族会青年部(次世代の会)活動企画会議が行われました。

 

今回は、芸西村にある忠魂墓地の清掃活動を目的とし、日程調整や当日のスケジュール等についての話し合いが行われました。

 

今後もコロナウイルス感染症の影響を注視しながら慎重に準備を進めていく予定です。

開催が決定しましたらHPへも詳細を掲載する予定です。

 

〈事務局〉

 

【レポート】具同地区忠霊塔清掃と幡多支部との交流会

image10

大きな第一歩! 
具同地区忠霊塔清掃活動・幡多支部との交流会開催!
令和2年11月7日


青年部副部長(香南香美支部)
 中岡 美佳 記 

 

11月7日、具同地区忠霊塔清掃活動と幡多支部との交流会を行いました。


忠霊塔の清掃については、青年部活動企画メンバーで何か青年部としての活動が出来ないかを話し合った際に、真っ先に上がったのが各地区の忠霊塔についてでした。

 

どこの地区も遺族の高齢化にともない、忠霊塔の維持管理や清掃が出来る方が少なくなっているという現状を聞き、少しでも青年部が関わっていくことが出来ればと検討を重ね企画したものです。

 

また、私達青年部が忠霊塔の清掃に伺うことで地元の方々と交流し、仲間作りが出来ればとの思いもありました。

 


清掃当日の7日は朝からあいにくの雨模様。

持参物も日除け対策から雨除け対策に変えて護国神社をバスで出発しました

 

青年部として初めてと言える活動。

良い活動になればとの期待を胸に、バスに揺られて四万十市へ。

 

集合場所のフジグラン四万十の駐車場にバスが着くと、既に具同地区遺族会長の久保さんをはじめとする地元の方々や車で直接来られた方々が到着を待ってくれていました。

 

初めてお会いする方と挨拶を交わした後、近くにある忠霊塔に向かいました。

 

 

小高い丘にある具同地区の忠霊塔。

 

にぎやかな集合施設のすぐ近くなのに、石段を登って行くと、まるで別世界のように厳粛なたたずまいの忠霊塔が姿を現しました。

 

 

その頃には雨も止んでおり、私達が訪れた事を喜んでくれているように感じました。

 

 

黒川青年部長の挨拶と久保遺族会長から忠霊塔の説明の後、全員で清掃を始めました。

 

今回の参加者の最年少は戦没者のひ孫、幼稚園年長の磯野万葉君。

 

万葉君も一緒に、落ち葉を掃き、草を引くなどして黙々と作業をしていくと、忠霊塔は見る見るうちにきれいになりました。

「清掃をすると心まできれいになった感じがする。」と黒川部長が言うように、汗が心地よく清々しい気持ちになりました。

そして地元の皆さんに「きれいになった。」と喜んでいただいたのが何よりだったと思います。

 

 

 


清掃の後は新ロイヤルホテル四万十に場所を移し、幡多支部の皆さんと交流会を行いました。

 

交流会にはご多忙にもかかわらず山本幡多支部長と桑名龍吾県議にご出席いただきました。

 

山本支部長よりは幡多支部の状況について、桑名県議には県議会本会議での慰霊碑維持管理についての質問・答弁をご報告いただきました。

 

 

その後は、限られた時間の中でしたが、活発な意見交換が行われ、地区が抱えている問題点や各々の遺族会の事業についての思いを語り合いました。

 

どこの地区も、いかに次につないでいくかが大きな課題であるように思われ、私達青年部が大きな役割を担っていると感じました。

 


帰りのバスの中は、いつの間にか次回の清掃活動についての話し合いの場となっており、青年部のライフワークにして行こうと気持ちを新たにしました。


そして、今回元気いっぱい参加してくれた磯野万葉君が将来成人となった時に「僕が年長の時に青年部の清掃活動が始まった。」と説明してくれる日が来るように、末永く継続して行きたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【報告】第1・2回 活動企画会議開催!

image16

高知県遺族会
青年部(次世代の会)活動企画会議開催!
令和2年10月3日


 

高知県遺族会青年部(次世代の会)では、青年部をより活発化していくため、活動の企画検討をして下さるメンバーを募集していました。

 

7月時点で18名の登録があり、8月1日には第1回の活動企画メンバーによる会議が開催されました。

 

当日は、黒川青年部長、副部長3名を含めて10名のメンバーが出席し、部長挨拶の後、メンバーの自己紹介をして、事務局よりこれまでの経緯説明を行った後、青年部事業の企画・検討を行いました

 

 

2時間を超える熱心な意見交換がなされ、まず取り組む企画として、忠霊塔の清掃と該当支部で地元青年部を集めてミニ集会などが決まりました。

 

10月3日には第2回活動企画会議を開催し、最初の忠霊塔の清掃は、四万十市の具同地区忠霊塔で行うことに決定するとともに、スケジュールや準備物など具体的な内容を協議しました。

 

 

高知県遺族会報令和2年11月号転載

 

〈事務局〉

 

 

【報告】部長会の開催

image9

部長会開催
令和2年2月22日

 

高知県護国神社済美館で、部長、副部長のほか、大石遺族会長と事務局長が出席し、青年部長会を開催し、令和2年度の青年部事業などの検討を行いました。


 

部長挨拶の後、事務局から来年度の編成方針等の説明を受け、意見交換の場では黒川部長が進行役として、青年部として部員拡充や事業の方向などの課題が提示されました。

 

積極的な意見交換が行われ、主な内容は次のとおり。

 

①部員確保のための会員名簿作成はその必要性をじかに感ずる支部が主体として行うことが必要

②忠霊塔の清掃管理などをマスコミの力を借りて地域のイベントとしていきたい

③今年の高知県主催の戦没者追悼式が日曜開催となることを契機に、若い世代の参加を呼び掛け、追悼式の在り方を見直すきっかけとしたらどうか

④事業推進美向けて、クラウドファンディング活用の是非

⑤護国神社を県民に親しまれる社にするため、周辺の史跡などの情報を発信する

⑥魅力ある会報に向け、青年部員の紹介や寄稿文の掲載

 

また、青年部事業の今後の方向などその時々に肩ひじ張らずに話し合う場を設け、意見の出し合いと集約。

そして青年部(次世代の会)の意向を本会事業へ反映させる方法などが決定された。

 

最後に、事務局から遺族会活動についての情報発信の手法としてSNSの活用のルール化について、他県状況を踏まえた報告が行われ、会議を終了した。

 

以下に、今回の部長会で決定された青年部の話し合いの場として「活動企画メンバー」の募集ページのリンクを貼っておきます。

 


高知県遺族会報令和2年4月号 転載

 

<事務局>

 

 

 

【レポート】徳島県での視察研修

23.8zadankai

徳島県での視察研修
令和2年2月8日

青年部部長(吾川支部)
 黒川 真介 記 

 

 

高知県遺族会青年部として初めてとなる研修視察のため徳島県に行ってきましたのでご報告いたします。


まずは、徳島県護国神社を正式参拝致しました。

 


 

とても立派な社殿において玉串を奉奠した後には、元々は別の土地にあった護国神社が現在の場所に移ってきた経緯や当時のご苦労などをお聞かせいただきました。

 

 

七五三のお祝いやお宮参り、婚礼等も行われ地元に愛されているご様子で、当日も地元の小さな子供が駆けまわり、厳かな中でも和やかな一時を過ごしました。

 

 


その後、同じ敷地内にある「徳島県戦没者記念館 あしたへ」にて毎月開催される「語り部」事業に参加しました

 

 

東京都のカメラマン安島太佳由氏による「戦跡が語る戦争」では、

「戦蹟は、戦争と平和を考える機会となる。当時の状況を伝える貴重なものなのでそれらをカメラに収めてきた」

とのこ

 

忘れることがないように残してほしい、

という意見がある一方で、

思い出したくないからと撤去を求る声があったり、

危険が伴うため撤去されるなどいかんともしがたい運命にある。

 

しかし、「形の無いものは忘れられる。」と強く訴えられるお言葉には考えさせられました。

 


その後は、徳島県遺族会の増矢会長とともに青年部の意見交流会を行いました。

 

 

高知県遺族会青年部のこれまでの動きを紹介し、全国の青年部同様に、高知県青年部もまだはっきりとしたビジョンを描けないでいる、という悩みを吐露しました。

 

増矢会長からは

「何でも良いし、失敗しても良い。自分たちがやりたいことをやってみること、実際に行動をすることが大事だ。」

とのお言葉を頂き、それまではややうつむき加減でありましたが、未来に向け前進できるような心持となることができました。

 


当初予定していた時間を超えて活発に意見交換がされ、名残惜しいまま散会となり無事帰路につきました。


青年部として初めての試みである研修視察にて一歩踏み出すことができました。

今後も一歩一歩の歩みを大切にしていきたい所存です。